本当に楽しい料理教室として人気の「Studio F」を開催する料理家 横川二三代が、ハワイ発のレシピをお届け。今月は、ヘルシーな「オールジェネレーション・ロコモコ」をご紹介。

2月もあっという間に終わりを迎え、もうすぐ3月の雛祭りですね。我が家もバレンタインデーの翌日くらいに、ゴソゴソと箱から雛人形を出してきて飾りましたが、引っ越しや保管場所などの事を考えると、やはりお雛様とお内裏様のカップル雛・・・というのでしょうか?我が家のように女の子がいない家庭は尚更、簡単なお雛様にしている方が多いようです。
そう考えると、実家の母たちは雛祭りといったらひと仕事だったのですね~と、今更ながら感心したりしています。私と2つ違いの妹の為に、ゴソゴソと、いえいえ、押し入れからヨッコラショと大きな箱を引っ張りだして、まずは雛壇を整え、そこに一つ一つ人形を置き、チマチマと小物を飾り、大きな箱を押し入れに片付けてと、かかる時間が違います。雛あられ等の淡い春色のお菓子や飴も飾ってあったのを思い出します。
・・・と、ここまで読まれた皆さんは、今回は春らしく可憐に「ちらし寿司」かな?と期待されるかもしれません。しかし我が家にいるのはアメリカ人の夫と肉食男子の息子、きっと息子の目に雛人形は見えていないはず。最近は特にガッツリ系の食事を要求されるので、デリケートな料理を作っている余裕は無く、かといって、私達夫婦としてはヘビーな食事は避けたいお年頃。そこで、育ち盛りの息子とミドルエイジ夫婦の両方を満足させるべく、パステル色の春とはほど遠いですがお腹は満たされる、究極のハワイ定番メニュー「ロコモコ」を、ヘビーなグレービーソースではなく野菜たっぷりで作る簡単ソースで頂く「オールジェネレーション・ロコモコ」のレシピをご紹介しましょう。
ハンバーグの材料(4~6人分)
- 牛ひき肉+豚ひき肉・・・6:4の割合で1kgほど
- 玉ねぎ・・・1個(みじん切りにして炒め冷ましておく)
- 卵・・・2個
- パン粉+牛乳・・・各1/2カップ(パン粉を牛乳に浸しておく)
- 塩・・・小さじ1
- コショウ・・・小さじ2

作り方

1、冷蔵庫から出してすぐの冷えたお肉に全ての材料を入れ、手でよく捏ね混ぜる。
2、それぞれの好みの量を手に取り、形を整えオイルを引いたフライパンで中火で焼く(ロコモコの場合、焼き上がったパテでご飯が隠れるくらい薄く大きく伸ばして焼く)。

3、片面にしっかりと焼き色が付くまで触らない。ひっくり返したらそのまましっかり焼く。
ソースの材料(4~6人分)
- 玉ねぎ・・・1個
- りんご・・・半分
- 水・・・1/3カップ
- 赤ワイン・・・1/2カップ
- ドライトマト・・・2枚
- デーツ(なつめやしの実)・・・5個
- レーズン・・・大さじ1
- 塩コショウか醤油・・・適量(塩を使うと洋風、醤油を使うと和風に仕上がる)
- 好みでパプリカやチリパウダーあるいは七味や山椒などを加えても良い

作り方

1、中くらいの鍋に上記材料の玉ねぎからレーズンまでを入れて中火で15分ほど煮る。

2、材料が柔らかくなったらミキサーなどにかけてドロドロにする。

3、再び鍋に移し好みの状態まで煮詰める(サラッとしたソースが良い場合は水を足して加熱)。
4、塩コショウあるいは醤油で味を整え、洋風・和風お好みの味に仕上げる。
ケールとチックピーの材料(4~6人分)
- ケール・・・適量
- チックピー・・・適量
- 水・・・大さじ1
- オリーブ油・・・小さじ2
- 塩コショウ・・・適量

作り方

1、ケールを小さめにちぎり、フライパンや鍋に水とオリーブ油を入れ、蓋をして5分ほど中火で加熱する。

2、チックピーを加え、塩コショウで薄めに味を付ける。
仕上げの構成

1、ボウルにご飯を平らに入れ、その上にケールとチックピー、ハンバーグをのせる。

2、ハンバーグにソースをかけても良いし、目玉焼きの上にソースをかけても良い。
- ご飯にゴマやフリカケをふっても香ばしくて美味しい。
- ソースの甘みを減らす場合は、デーツやレーズンを少なめにする。
- ソースはオイル無しでサッパリとしているのでタップリかけても大丈夫。
- お肉の大きさ、ソースの量や順番、卵の数も年齢に合わせて自由自在。
- ケール以外に人参やキャベツ、ほうれん草など手に入りやすい野菜でも良い。
- 和風ソースの場合、長ネギの斜め切りを焼き、たっぷりとご飯にのせると美味しい。

今回使ったご飯のご紹介

最近見つけた「ふっくら玄米(福楽玄米)」。表皮に数カ所カットが入っているらしく、玄米なのに炊飯器の白米セッティングでもふっくら美味しく炊けておススメです!
プロフィール
横川二三代
「家族に還元できる習い事」「キレイで、美味しく、使える料理」 をモットーに、本当に楽しい料理教室としてハワイで人気の「Studio F」を開催。ハワイ産の食材を使ったハワイ発のレシピを発信中。教室は日本の雑誌でも取り上げられ日本からの旅行客やロコからの予約でいっぱい。
Studio F